strawberry is a dream

体調不良、義母に何が?

義母が、体調が悪いようなんですね。

 

何が悪いのかわからないけれど、とにかく調子が悪いらしい・・・。

 

前の日に、デイサービスからの帰りがけに、嘔吐してしまったというような報告があったのです。

デイサービス送迎の職員さんが、ちょっとムッとしたように、朝から調子が悪かったって言ってました!と言い残して帰って行きました。

 

昨日?

朝何か変わった様子があったかしらんと思い返してみるものの、思い当たることがありません。朝食も、普通に食べていたように思いますし。

 

帰ってきた義母は、食べたもの全部もどしちゃったとつぶやくように言って、シオシオとした様子でベッドにくずおれるように横になってしまったのでした。

 

夕食にも出てきませんでした。

何か食べる?と聞いても、手を振って顔を背けるだけ。

胸のあたりをさすって、気持ちが悪いと言います。

せめて水分をと持って行っても、いらないというばかり。

 

 

まあ、気分が悪いということは、今までにも確かにあったのです。

次の日になると、割とケロっとして、食事も食べたりデイサービスに行ったりしていたので、今回もそんなふうかと思っていました。

 

次の日の朝になって。

いつものように部屋から出てきて食卓につきます。

コレは朝食を食べるのだろうと思い、いつもの朝のように用意しました。

 

用意が整って、私と夫も食べ始めるものの、義母は手を付けません。

そのまま朝食の時間が過ぎていくので、食べないの?と聞くと、いらないといいます。

 

ずっとそこに座っていたのだから、自分の食事が用意され始めた時点で、今朝は食べないなり何なり言えば良いのになあと思いつつ、とにかく少しでも食べるように勧めてみますが、やはり食欲はないようでした。

どこか具合が悪いのか聞けば、頭が痛いと、頭を抱えるようにしています。

でも、デイサービスには行くつもりらしく、用意をしようとしはじめるんですね。

さすがに、二食食べず、なにか具合が悪いらしいのにデイサービスに行かせること

も憚られ、欠席するように話してベッドに休ませました。

 

 

その後もずっと、ベッドから出て来ず、水分不足を心配して飲むよう勧めても、ほんのちょっと口をつけて、終わりにしてしまいます。

 

 

翌日は休日。

何かあっても、よほど緊急でなければ受診もできません。

 

昼食もまったく食べようとしないので、主治医のいる病院に電話をかけ、受診することにした。

 

 

 

何かそれらしい原因があるか検査をし、点滴を受けて帰って来ました。

 

 

けっきょく原因は、わからないままでした。

まあそうかもしれないとは、思っていたのです。

 

老人のことだから、何が起こるかわからないと周りはいろいろと心配するのですが、なにというほどの事もなく、普段の状態にもどっていくのです。。

 

 

私たちでも、なにか具合が悪いこということはあります。

頭痛になりやすい人は、直接原因がわからなくても、頭が痛くなったりするものです。

それでも、一日寝ていれば翌日にはなんとかなる、とか、自分に合うであろう薬を飲むとか、水分はとった方が良いとか、熱はないのか確認するとか、自分なりの判断がある程度できるのではないでしょうか。

 

 

しかし、義母にはそういったことができないのでしょう。

熱も、体温計を渡して測ってもらうことになります。

どんなふうに体調が悪いのか、訴えないので、こちらも本当のところがよくわからないのです。

 

 

病院へ行ってみたけれども、行ってみただけだった、ということも、ときにはあります。

 

 

こんなふうに、ああでもない、こうでもないと頭を悩ませ、時間と手間を使って病院へ付き添う。

 

そんなことが、高齢者の介護の大変さのひとつでもあります。